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新年の御挨拶^^

co2sosご協力者の皆様へ

昨年は、CO2の測定、スキルのご提供、会費による活動費のご支援と、各々が「できる時に、できることを、できるだけ、楽しみながら」をモットーに取り組んでくださった結果、地球温暖化問題に関する共感と協力の輪を、また少し拡げることができたように思います。この場をおかりしまして感謝申し上げます。

昨年一年間の活動概要を以下に示させていただきますので、ご覧いただければ幸いです。なお、詳細につきましては別途作成予定の事業報告書をご参照お願いいたします。今年も頑張りますので、引き続きご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍を祈念いたしまして、新年のご挨拶に代えさせていただきます。

特定非営利活動法人co2sos

【昨年の活動概要】

1.地球温暖化問題を可視化・公開する事業(アクション1:CO2濃度の測定・公開)

(1) CO2測定装置設置

① 2015年2月:加計呂麻島に新設 ・・・ 東京在住のY.S.氏のご協力で実現

②2015年5月:韓国トンヨン市学習センターに測定装置手渡し(現地対応待ち)・・・岡山ESD事務局からご紹介を受けて実現

③2015年9月パラオ共和国パラオ国際サンゴ礁センターに測定装置手渡し(現地対応待ち)・・・海外派遣研修に参加した学生さんの協力で実現

④ CO2測定装置の海外設置に伴い、ホームページのリニューアル開始(日本語版・英語版)・・・岡大環境部ECOLOメンバー有志の協力を得て実施

(2) 重点事項及び配慮事項

①海外に設ける場合の推進体制等・・・英語力のある事務局員に加え、岡大環境部ECOLOメンバー有志の協力が得られた

②研究上必要な地点(気象台の近く)への優先配置・・・清心中学校に気象観測装置追加設置検討開始(研究活動で使用)

③ 研究者との協働・・・CO2測定センサの研究・開発及びセンサ・ネットワークについて研究されている広島市立大のⅠ先生(情報工学専攻)との協働が可能となり、現在、既設装置よりも経済性及び信頼性に優れた次期測定装置について検討中。また、Ⅰ先生の開発されたCO2測定センサを、温室効果ガスの光学計測システムと光通信方式を研究する副理事長の所属する大学に設置することで準備中。

(3) 測定・公開システムのプログラム改良

  • 測定値をパソコンに取り込んでサーバへ送信するプログラム及びデータベースについて、次のとおりの改良を行う。仮想3D空間内のプロの協力者により、既に作業には着手しており、加計呂麻島に設置予定の測定装置及びウェザーステーションにて実証実験を行っている。
  • プログラム言語について、長時間の連続使用時の動作安定性を向上させるため、エクセル上のVisual BasicからC言語に移行した(エクセルを必要としないことから、約1万円のコストダウンにもつながる)。
  • 通信不良等でサーバへのデータ書き込みに失敗した場合のリカバリー機能として、データ中継用パソコンに測定データを保存し(現在でも保存だけは行っている)、サーバに書き込めなかったデータは自動的に後から書き込む機能を追加した。
  • CO2測定装置不良時は、任意に指定したメールアドレスに自動連絡する機能を設けた。
  • データの受け渡し方法を、ファイル転送プロトコル(FTP)からデータ記述言語(JSON)による方法に変更することで、データの受け渡しの汎用性を高めた。
  • データベースには現地の標準時にて時刻のデータを書き込むと同時に、いずれの地域であるかを特定できるよう、UTC 【 Coordinated Universal Time 】 協定世界時と時差(UTC) +9:00(JPN)を追加した。

(4) データ伝送用パソコンのコストダウンに関する検討

  • 次期CO2測定装置の将来構想として、測定装置から直接インターネット回線に接続する方法を検討中。

2.情報技術を用いて世界各地の人々の協働を促進する事業(アクション2:情報技術の積極的活用)

  • SL内の事務所改装の実施
  • 定例ミーティング(毎木曜日22:00~)の実施
  • 環境学習プログラム提供の中でのSL体験(毎土曜日午後人と科学の未来館サイピア来訪者)
  • Eco-Live Train(2015年 9月26日(土):Eco-LiveTrain RiZ Live September開催、2015年10月10日(土):Eco-LiveTrain Tomgirl Live October 開催、2015年10月31日(土):Eco-LiveTrain RiZ Live October開催、2015年11月18日(水):Eco-LiveTrain Tomgirl Live November 開催)

※上記活動は、インターネット上に存在する3D仮想空間(SL)内協力者との協働によって実施

3.地球温暖化問題を共に考える場と機会を提供する事業(アクション3:相互学習活動の提供)

(1) 研究活動

  • 人と科学の未来館サイピアで実施している京山中学校との研究成果は、筑波大の「科学の芽」で努力賞を受賞。今回で3年連続受賞。今回はCO2濃度と風速の関係について、定説の相関関係があるに対して、例外のあることを示すことができた。研究を進める中で大学レベルのフーリエ変換を活用したが、大まかなイメージは理解できた。「研究に必要な知識は何でも得る」という姿勢が面白いようである。10月17日京山中学校SKF及び12月13日開催の科学キッズフェスティバルin京山祭にて研究成果発表。
  • 昨年から、CO2測定装置設置協力者でもあるノートルダム清心学園清心中学校・清心女子高等学校の中学生科学部がCO2濃度に関する研究を開始。文化祭及び12月13日開催の科学キッズフェスティバルin京山祭にて研究成果発表。

(2) サイピアとの連携強化

  • 7月12日エコ教室開催、環境学習プログラムの提供(1月~7月毎土曜日14:00~16:00、8月~12月は13:00~17:00)、12月13日科学キッズフェスティバルin京山祭に出展
  • 二酸化炭素や赤外線等をキーワードに、プラネタリウムを活用した地球温暖化のメカニズムに関する学習プログラムの可能性についてサイピア担当者と意見交換したところ、co2sosが描くイメージを示すよう求められている。
  • 「パソコンでCO2濃度を表示していることに関し、来館者から質問を受けることがあり、資料があれば説明しやすい」とのことから、サイエンスステーションの壁を利用して、活動紹介等の資料を掲示した。
  • サイエンススペースに地球温暖化のメカニズムを学習できる模型をサイピアと協働で製作する提案を行う。現在、CO2の固有振動数の計算例(簡略モデル)および低周波発信機と音叉を用いた共振模型の検討中。
  • 環境学習プログラムの提供は、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)の助成を機会に岡山大学環境部ECOLOとの協働が実現し、時間及び内容ともにより充実した活動が可能となった。

4.その他

(1) ショートミーティング(開催日及び参加者)

  •  平成27年 2月14日 理事1名、サイピア企画担当者
  •  平成27年 5月30日 理事1名、ノートルダム清心女子大学
  •  平成27年 6月19日 理事1名、岡山大学環境生命科学研究科N先生、ECOLO部長・副部長
  •  平成27年 9月 1日 理事1名、サイピア職員
  •  平成27年10月31日 理事2名、広島市立大I先生
  •  平成27年11月 7日 理事1名、副事務局長
  •  平成27年12月23日 理事3名、副事務局長、加計呂麻島測定協力者
  •  平成27年12月29日 理事2名

(2) 会員及び協力者への情報提供

  • 事務局として、会員及び協力者へのフィードバックを充実させる必要があるとの認識はあったが、会員に対するメールでの近況報告は2回にとどまった。また、仮想3D空間内の協力者については、作業を分担して頂いていることもあり、比較的頻繁にメール等による打合せを行ってきたが、関連する事項のみの情報提供にとどまった。
  • 関係者との情報共有化を目的とした、FaceBookのグループ(事務局&役員)を作成した。

(3) 仮想3D空間内の協力者との連携強化

  • 前記2に記載したとおり、仮想3D空間(セカンドライフ)内の協力者による様々な成果がco2sosの活動の幅を大きく広げることとなっている。